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Sansui AU−α907. 2台目修理記録
平成19年6月3日持込   月日完成
注意 このAMPはSP出力の線(アース側)も増幅しています。
    アースに接続してはいけません。RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません
    又、DC−入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=詳しくはここ参照

    終段FET(電解トランジスター)を、現在の高性能に交換してありますので、出力が1.2倍出ますので注意して使用する事
  • A. 修理前の状況
      こいつの調子が悪くなり始めたのは半年ほど前のことでした。
      片チャンネルから全く音が出なくなったり、 ひどいノイズが音に乗るようになりました。
      17〜18年ほど前に、21歳の学生の頃、清水の舞台から飛び降りる気持ちで バイト代をつぎ込み足りない分はローンを組んで買い求め、
       以来人生の半分近くを共に過ごしてきたアンプです。
       「とにかくこの子を直してやってください」という気持ちです。

  • AE. 仮修理での測定

  • B. 原因
      経年変化による各部劣化

  • C. 修理状況
      SP接続リレー交換(容量1.5倍の同型新タイプ使用)
      バランス、バイアス調整用 半固定VR交換
      初段FET(電界トランジスター)
      カップリング電解コンデンサー交換
      配線手直し、補強
      各基板、半田補正
      電解コンデンサ−を全部(6個の大容量は除く)オーディオ用に交換(ミューズを使用)
      終段FET(電解トランジスター)交換
      RL終段ユニットスチコン交換
  • D. 使用部品
      SP接続リレー                    3個
      バランス、バイアス調整用 半固定VR    12個
      FET(電界トランジスター)            8個
      抵抗
      電解コンデンサ−                62個
      終段FET(電解トランジスター)         16個
      RL終段ユニットスチコン              14個
  • E. 調整・測定

  • F. 修理費  150,000円    <<オーバーホール修理>>

A. 修理前の点検
A−1A. 点検中 上蓋をとり上から見る
A−1B. 点検中 清掃後上から見る
A−2A. 点検中 頭のビニールが後退した形跡が見られる、電解コンデンサー
A−2B. 点検中 R終段FET(電解トランジスター)の放熱器の埃
A−2C. 点検中 L終段FET(電解トランジスター)の放熱器の埃
A−3A. 点検中 下蓋をとり清掃後下から見る、L側が高温で焼けて、左右の放熱器の色が異なる。
A−3B. 点検中 取り外した下蓋の埃
A−4A. 点検中 L側終段ユニット。 電解コンデンサーの頭が膨れ、パンク寸前!
A−4B. 点検中 L側終段ユニット。 発振か? 高熱になり熔けたスチコン!
A−4. 点検中 交換終段TR(トランジスター)比較  
                   左=今回使用する180W損失の物で最新の物(これ以後開発された物はなし)
                   中・右=使用されていた125W損失  全て東芝製品
A−5. 点検中 電解コンデンサーを全部(A−1.の上の6個の大容量は除く)オーディオ用に交換
          下記のミューズ及びゴールドを個使用(大きさ、容量異なる)
A−6. 点検中 SP接続リレー比較 左=付いていた接点容量7A=8Ω出力だと392W定格
                        右=交換する接点容量10A=8Ω出力だと800W定格
AE. 仮修理での測定
AE−1. 出力・歪み率測定・調整
    <見方>
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、SP出力を測定
   下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)   下段中右上=周波数計
   上段左端 電圧計=L側SP出力電圧測定、黒針のみ使用
   上段中左 歪み率計=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   上段中右 電圧計=R側SP出力電圧測定、赤針のみ使用
   上段右端 オシロ=SP出力波形 上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max1V」を観測)
   下段中右上 デジタル電圧計=SP出力電圧測定RLは切り替えて測定
AE−2A. R側SP出力37V=171W 歪率=0.5% AUX入力 1000HZ
AE−2B. R側SP出力37V=171W 歪率=0.4% AUX入力 400HZ
AE−3A. L側SP出力35V=153W 歪率=0.8% MM入力 1000HZ
AE−3B. L側SP出力36V=162W 歪率=1% MM入力 400HZ
C. 修理状況
C−1A. 修理前 EQ基板
C−1A−1. 修理前 EQ基板のRCA端子
C−1A−2. 修理中 EQ基板のRCA端子 網線を埋め込み補強する
C−1A−3. 修理後 EQ基板のRCA端子 さらにホットボンドを充填する
C−1B. 修理後 EQ基板 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
            電解コンデンサー17個、FET(電界トランジスター)4個交換
C−1C. 修理前 EQ基板裏
C−1D. 修理後(ハンダ補正) EQ基板裏  全ての半田をやり修す
C−1E. 完成EQ基板裏 洗浄後
C−1F. 修理前 Tape入出力RCA端子
C−1G. 修理後 Tape入出力RCA端子 網線を埋め込み、ホットボンドを充填する
C−1H. 修理前 Tape入出力RCA端子裏
C−1I. 修理(ハンダ補正)後 Tape入出力RCA端子裏 全ての半田をやり修す 
C−1J. 完成Tape入出力RCA端子裏 洗浄後
C−1K. 修理前 メインAMP入力端子裏
C−1L. 修理(ハンダ補正)後 メインAMP入力端子裏  全ての半田をやり修す 
C−1M. 完成メインAMP入力端子裏 洗浄後
C−2−1. パネル取り外す SWのネジが半分!
C−2−2. パネル取り外す SWのネジが半分!
C−2−3. 前面パネルを取り外して修理中
C−2A. 修理前 コントロール1T基板
C−2B. 修理後 コントロール基板T 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
            電解コンデンサー14個、FET(電界トランジスター)4個、半固定VR4個交換
C−2C. 修理前 コントロール基板T裏
C−2D. 修理(ハンダ補正)後 コントロール基板T裏  全ての半田をやり修す
C−2E. 完成コントロール基板T裏 洗浄後
C−3A. 修理前 コントロール基板U
C−3B. 修理後 コントロール基板U 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
           電解コンデンサー10個、FET(電界トランジスター)2個交換
C−3C. 修理前 コントロール基板U裏
C−3D. 修理(ハンダ補正)後 コントロール基板U裏
C−3E. 完成コントロール基板U裏 洗浄後
C−4A. 修理前 入力切り替えSW基板裏
C−4B. 修理(ハンダ補正)後 入力切り替えSW基板裏  全ての半田をやり修す
C−4C. 完成入力切り替えSW基板裏 洗浄後
C−4D. 修理前 TAPE切り替えSW基板裏
C−4E. 修理(ハンダ補正)後 TAPE切り替えSW基板裏  全ての半田をやり修す
C−4F. 完成TAPE切り替えSW基板裏 洗浄後
C−4G. 修理前 REC−OUT切り替えSW基板裏
C−4H. 修理(ハンダ補正)後 REC−OUT切り替えSW基板裏  全ての半田をやり修す
                    左下の白い針金みたいの物は糸屑
C−4I. 完成REC−OUT切り替えSW基板裏 洗浄後
C−4J. 修理前 メインVR基板裏
C−4K. 修理(ハンダ補正)後 メインVR基板裏  全ての半田をやり修す
C−4L. 完成メインVR基板裏 洗浄後
C−4M. VR清掃 カシメ構造なので、ここまで
C−4M. 修理前 電源SW&イヤーホーンジャック基板裏
C−4N. 修理(ハンダ補正)後 電源SW&イヤーホーンジャック基板裏
C−4O. 完成電源SW&イヤーホーンジャック基板裏 洗浄後
C−4P. パネル取り付け前 白いネジが増やした物
                   このケチった「ネジ」で会社は利益が増すが、その分信用は減る
C−5. 終段ブロック、SP接続リレー&プロテクト基板、電源基板を修理中
C−5A. 修理前 SP接続端子 肉薄なので割れやすい
           LV−109修理記録 C−8A. 修理前 SP接続端子基板 参考
C−5B. 修理後 SP接続端子 太い線を付けられるので、補強しておく
C−5C. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板
C−5D. 修理後 SP接続リレー&プロテクト基板 リレー2個、電解コンデンサ−11個、フイルムコンデンサー2個交換
C−5E. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板裏
C−5E−1. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板裏 何かこぼしたのか基板が腐食している
C−5E−2. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板裏 半田不良予備軍 
C−5E−3. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板裏 半田不良ヶ所 
C−5E−4. 修理後 SP接続リレー&プロテクト基板裏 半田面積を広げる2
C−5F. 修理(ハンダ補正)後 SP接続リレー&プロテクト基板裏  全ての半田をやり修す
C−5G. 完成SP接続リレー&プロテクト基板裏 洗浄後
C−6. 修理前 R側終段ブロック
C−6−1.完成R側終段ブロック
C−6A. 修理前 R側終段基板
C−6A−1. 修理前 R・L側終段基板 電解コンデンサーのブレ止めに使用した接着剤が抵抗やTR(トランジスター)の端子を腐食させている
C−6A−2. 修理中 R・L側終段基板 清掃する
C−6A−3. 修理中 R・L側終段基板 他方も清掃する
C−6A−4. 修理前 R・L側終段基板 電解コンデンサー空間が取れず、チュウブラ状態!
C−6A−4. 修理後 R・L側終段基板 ガラスチュウブを入れて固定する
C−6B. 修理後 R側終段基板 半固定VR4個、初段FET(電解トランジスター)、電解コンデンサ−16個交換
C−6C. 修理前 R側終段基板裏
C−6C−1. 修理中 R側終段基板裏 半田不良ヶ所1
C−6C−2. 修理中 R側終段基板裏 半田不良ヶ所2
C−6C−3. 修理後 R側終段基板裏 半田面積を広げる
             上記の半田不良の原因は中型TR(トランジスター)なのに足の半田面積が少なすぎる為、下の様に広げる
C−6C−4. 修理後 R側終段基板裏 半田面積を広げる2
C−6D. 修理(半田補正)後 R側終段基板裏  全ての半田をやり修す
C−6E. 完成R側終段裏 洗浄後
C−6F. 修理後 R側終段TR(トランジスター)
C−6G. 修理後 R側終段TR(トランジスター)
C−7. 修理前 L側終段ブロック
C−7−1.完成R側終段ブロック
C−7A. 修理前 L側終段基板
C−7B. 修理後 L側終段基板 半固定VR4個、初段FET(電解トランジスター)、電解コンデンサ−16個交換
C−7B−1. 修理中 L側終段基板
              前回の修理で終段TR(トランジスター)への端子を2個折り、半田付けして有ったので、錫メッキ線で補強する
C−7C. 修理前 L側終段基板 裏
C−7C−1. 修理中 L側終段基板裏 半田不良予備軍
C−7C−2. 修理中 L側終段基板裏 半田不良ヶ所1
C−7C−3. 修理中 L側終段基板裏 半田不良ヶ所2
C−7C−4. 修理後 L側終段基板裏 半田面積を広げる
             上記の半田不良の原因は中型TR(トランジスター)なのに足の半田面積が少なすぎる為、下の様に広げる
C−7C−5. 修理後 L側終段基板裏 半田面積を広げる2
C−7D. 修理(半田補正後)後 L側終段基板 裏  全ての半田をやり修す
C−7E. 完成L側終段裏 洗浄後
C−7F. 修理前 R側終段TR(トランジスター)
C−7G. 修理後 R側終段TR(トランジスター)
C−8A. 修理前 電源基板
C−8B. 修理後 電源基板 電解コンデンサ−4個交換
C−8C. 修理前 電源基板裏
C−8C−1. 修理前 電源基板裏 電解コンデンサーの足ピッチが異なるので、穴開けが必要
C−8D. 修理後(ハンダ補正) 電源基板裏  全ての半田をやり修す、写真では5ヶ所残っているが、この跡補正
C−8E. 完成電源基板裏 洗浄後
C−9A. 何時ものパネル清掃
C−9C. 交換部品 終段FETは除く
C−AA. 修理前 側面木パネルの割れ(ヒビ)、この位の内に補修すると良い、ほっておくとドンドン広がる
C−AB. 修理後 側面木パネルの割れ(ヒビ)、接着材で止めておく
C−AC. 修理前 側面木パネルの割れ(ヒビ)2
C−AD. 修理後 側面木パネルの割れ(ヒビ)2、接着材で止めておく
C−10A. 修理前 上から
C−10B. 修理後 上から
C−10C. 修理前 下から
C−10D. 修理後 下から
E. 測定・調整
E−1. 出力・歪み率測定・調整
    <見方>
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、SP出力を測定
   下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)   下段中右上=周波数計
   上段左端 電圧計=L側SP出力電圧測定、黒針のみ使用
   上段中左 歪み率計=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   上段中右 電圧計=R側SP出力電圧測定、赤針のみ使用
   上段右端 オシロ=SP出力波形 上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max1V」を観測)
   下段中右上 デジタル電圧計=SP出力電圧測定RLは切り替えて測定
E−2A. R側SP出力30V=112W 歪率=0.02% AUX入力 1000HZ
E−2B. L側SP出力30V=112W 歪率=0.02% AUX入力 1000HZ
E−2C. R側SP出力30V=112W 歪率=0.02% AUX入力 400HZ
E−2D. L側SP出力30V=112W 歪率=0.02% AUX入力 400HZ
E−3A. R側SP出力30V=112W 歪率=0.03% MM入力 1000HZ
E−3B. L側SP出力30V=112W 歪率=0.03% MM入力 1000HZ
E−3C. R側SP出力30V=112W 歪率=0.03% MM入力 400HZ
E−3D. L側SP出力30V=112W 歪率=0.03% MM入力 400HZ
E−4A. R側SP出力30V=112W 歪率=0.02% MC入力 1000HZ
E−4B. L側SP出力30V=112W 歪率=0.02% MC入力 1000HZ
E−4C. R側SP出力30V=112W 歪率=0.02% MC入力 400HZ
E−4C. L側SP出力30V=112W 歪率=0.02% MC入力 400HZ
E−5.  24時間エージング
         Copyright(C) 2006 Amp Repair Studio All right reserved.             a907-2d
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